今年の3月に購入してからの約9ヶ月間、5月の磐梯山以外の山行は全てアルトラ・オリンパスで歩いたり走ったり。
これまでハイカットのトレッキングブーツでしか山へ行った事がなかったので、
想像以上に「軽さ」「スピード」「安心感」を与えてくれた1足です。
(2015年8月 五竜山荘にて)
昨年友人にアルトラを勧められ、悩みながらお店で様々なメーカーを試し履き。
甲高、幅広、28cmオーバーの特異な自分の足にはアルトラは文句なしに履きやすかった。
重さは実測で361g(片足 28cm)
冬用に使っているスポルティバ カラコルムHC GTXが約860gなので半分以下です。
トレッキングブーツからの劇的な差は足取りが軽くなった事でした。
足先の形状は広がるように設計され、指先が解放された履き心地はサンダルみたいで超楽チン。
さらにこの手のシューズは初めてだったので、圧底のマックスクッションが衝撃に対する安心感を与えてくれます。
アルトラの特徴は、ヒール部分とつま先部分の比率が1:1のゼロドロップ・シューズである事。
そしてトゥボックスの広さ。
ナチュラルランニングを意識して近所を走る事から始めてみたけど、これがなかなか難しく。
半年以上履いてやっと少し慣れてきました。普段から意識して歩くって大事なんですね。。
足のつま先が痛くなる事は以前より減ったし、マックスクッションのお陰で7〜8時間の登山でも疲労感が軽減したと感じています。
以前まで愛用していたガルモント・ネブラスカとは歴然の差です。
ランニングシューズの軽快さ、快適さから抜け出せなくなっています。
ヒールにはゲイタートラップが付いていて、TETON BROS パワーゲーターが装着できます。
(装着部はマジックテープ)
これも合わせて購入し、雨天後の焼岳で使用しましたが、濡れた低草や砂利など気にせずガシガシ進めるのは心強かったです。
マックスクッションは最初フワフワ感がすごくて違和感がありましたが、すぐに慣れてこれがまた気持ち良し。
土の道はもちろん、岩稜のような硬い道でも足裏への衝撃はかなり軽減されてます。
グリップは程よく効いてくれますが、鳳凰三山や燕岳のような砂道、ザレた下りでは何度もスリップを経験しました。
まだまだ着地の仕方が慣れてない(へたくそな)部分もあると思いますが。
あと、横ぶれが結構あるのにはトレッキングブーツとの大きな差を感じます。
特に斜面のトラバースでは着地が安定せず足首をグリッチョ(スケボー用語ね)してしまいそうですが、慣れてくれば問題無くに歩けるようになりました。
(2015年3月 毛無山にて)
残雪を少し歩いた時、当然ながら防水性はないので靴下まで濡れてしまいました。
そこでアルトラと同時に購入したソックスがドライマックス ライトトレイルラン。
残雪で濡れたあとも、土道を歩いているうちに自然と乾いてしまい、
下山後に脱いだら足がサラサラしてくれていたのにはびっくり。
登りはゆっくり登って、フラットか下りでは走ったりと
オリンパスは僕のようなスピードハイクの入門者にはぴったりでした。
登山以外でも近所のジョギングから海外旅行まで履きっぱなしの1足です。
今年購入した山道具の中で一番活躍してくれています。
アルトラ(ALTRA)オリンパス1.5M(OLYMPUS 1.5 M)カラー:グレー/オレンジ |
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