重さと容量で選ぶ!登山用軽量モバイルバッテリー

山ではGPSやルートログ、メモ的な写真を撮ったりとiphoneを使用しています。
テント内では音楽を聴いたり写真を見返したり目覚めのアラームを使ったり。

バッテリー切れに備えていつもモバイルバッテリーを携行しているのですが、用途別に買っていたら気付けば4つに。。
いずれも登山用に開発・設計された訳ではありませんが日常から登山、旅行まで十分に活用しています。

登山用モバイルバッテリー

現在使用中のiphone6のバッテリー容量は約1,810mAh。
0から満タンへ何回充電できるのか、本体重量と合わせて比較してみます。

商品名 cheero Power Plus 3 stick Anker Astro E1 Panasonic QE-PL201 cheero Power Plus 3
サイズ(mm) Φ24 ×101 97×43×22 63×70×24 92×80×23
重量(実測) 71g 123g 146g 245g
容量 3350mAh 5200mAh 5400mAh 13400mAh
iphone6 充電可能回数 約1回 約2回 約2回 約4回
本体充電時間 約3時間 約5時間 約7時間 約8時間
USB出力ポート DC 5V 1A ×1 DC 5V 2A ×1 DC 5V 1.5A ×2 DC 5V 1A ×1
DC 5V 2.4A ×1
山行日数 1DAY 1~2DAY 1~2DAY 3DAY~

※モバイルバッテリーは容量全てを充電できるわけではありません。実際に充電できる実効容量は、電圧の変換ロス等の影響で約7割程度と言われています。

 

cheero Power Plus 3 stick

cheero(チーロ)のモバイルバッテリーはデザインがシンプルで好きです。
Power Plus 3 stickの特徴はなんといっても71gという圧倒的な軽さ!

細長く丸いスティックタイプなのでどこにでも収納しやすい。サコッシュやザックのミニポケットにも違和感無く収まります。
登山以外でも通勤やサイクリングのルートログにもiphoneを使っていますので、現在のところ稼働率ナンバー1のモバイルバッテリーです。

容量は3350mAhとiphone6が約1回分の充電能力。
これまでの経験上、日帰りハイクで2回以上の充電を必要とした事がまだありません。

GPSでルートログを5~6時間取りながら写真もある程度撮って、ようやくバッテリーが残り20%ぐらいまで減る感じですかね。なので1回満タンにできれば十分なのです。
あとは登山前や下山後の道中での使い方次第。長電話や動画を見続けると当然バッテリー不足になりますけど。

登山用モバイルバッテリー-2

ポートは充電用のmicro USBと、出力用のUSBが1つです。
本体側面にゲージランプも搭載しているので、残量の確認ができるのも便利。

登山用モバイルバッテリー-3

登山でも日常でも、この軽さとコンパクトな形状はかなり使いやすいです。

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Anker Astro E1

これは軽さと容量のバランスが最も優れているタイプです。
iphone6の充電が約2回可能で123gというそれほど苦にならない重さ。

日帰りハイクの場合でも十分に出番があります。
例えば行き慣れていない初めての山や、遠い山域で前夜出発の時など1.5日程度の時。
あとは手持ちのデジカメもUSB充電できるのでこの容量が必要な時もあります。

それと「もしかしたら遭難するかも」に備えて2回分の容量は非常に安心感があります。
予期せぬオーバーナイトになってもバッテリー切れを心配する事無く2日目もGPSや電話をガンガン使用できます。

サイズはPower Plus 3 stickを使っていると若干大きく感じてしまいますが十分に許せる範囲です。
サコッシュに入れるとそれなりに存在感はありますので、ザック側に収納する方が多いです。

登山用モバイルバッテリー-4

ポートは充電用のmicro USBと、出力用のUSBが1つです。
これも本体上部にゲージランプを搭載しているので、残量の確認ができます。

登山用モバイルバッテリー-9

充電2回分無いと不安だな、でもなるべく軽量で行きたい!という時にこのAnker Astro E1は大活躍しています。

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Panasonic QE-PL201

2012年に買ったモバイルバッテリーで、現在出番がほとんど無く自宅で待機しています。(現在は廃番)
5400mAhで出力2ポート。当時としては十分なスペックで軽量のタイプでした。
さらにコードに繋がず、充電パッド(別売り)に置くだけの無接点充電ができるタイプでPanasonicという日本社製品への信頼感もありました。

立山・剱岳や南八ヶ岳縦走、裏銀座縦走など、2〜3日の山行でも使用したり、ちょっとした旅行や海外旅行にも持って行きました。

これ1台で十分といえばそれまでなんですが、より軽量なモデルが欲しくなったり、もっと大容量が欲しいなぁと色々欲求を教えてくれたモデルでもあります。

登山用モバイルバッテリー-5

iphone2台やipadとも同時充電できますが、
実際に2台同時充電はやった事ありません・・

登山用モバイルバッテリー-8

災害用にも使えるので充電満タンで保管しています。
現在は最新モデルQE-PL203が発売されていました。

 

cheero Power Plus 3

13400mAhとバッテリー消費を全く気にしなくて良いぐらいの大容量モデル。iphone6が4回も充電可能なので、2人使用でも十分使える電力を保持しています。
重量は245gと一番重いですが、缶ビール1缶より軽いですからね。

形状は丸みを帯びて手になじむデザインです。
2~3日以上の山行用に買いましたが、実際にまだ山での使用はありません。これを使うぐらいの長期縦走へ行きたいのですが。

2人分のiphoneを十分にカバーしてくれる容量なので、旅行や仕事の出張に持って行ってます。とにかく持っていれば数日は安心できるモデル。

登山用モバイルバッテリー-6

ポートは充電用のmicro USBと、出力用のUSBが2つです。
出力の1つは2.4Aと高速充電できますので、このポートをメインに使っています。もちろん残量ゲージランプも搭載。

個人的には山で出力ポート2つも同時に使うシーンが全く無いので必要ないのですが、いつか役に立つ時がくるのでしょう。

登山用モバイルバッテリー-7

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山へ持っていくには当然防水対策が必要となります。
僕は100 均のジッパー袋に入れ、さらにキューベンファイバーなどの防水性に優れたサコッシュやスタッフバックに入れて携行しています。

登山用モバイルバッテリー11

最近はモバイルバッテリー自体に防水/防滴を持たせているタイプや、ソーラーパネルやライト付きモデルも販売されていますが、ごつくて重いし値段が高いし日常使いと併用しにくいので、自分はこのようにシンプル・軽量のモバイルバッテリーを防水パックに入れて使っています。

山だけでなく日常から災害時まで役立つモバイルバッテリーは用途別に2つ、3つ常備しても良いと思っています。もう当分買わないけどね・・。

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