菰釣山へ日帰りハイク。
「道の駅どうし」から出発です。
駐車場の目の前には道志川が流れる。清流を眺めながらたっぷりと空気を吸い込んだ。
標高700mのお陰で涼しくて気持ち良い朝!
そのまま橋を渡って登山口へ。
集落の合間はのどかな田園風景。
遠くには富士山の頭もひょっこり見えていた。
道志の森キャンプ場を横目に林道を歩いていきます。
既にファミリーキャンプの方々がおいしそうな朝ごはんを食べている。
森と沢に囲まれた素敵なキャンプ場だった。気持ち良さそう。
しばらく歩き、この看板の目の前にある橋を左手に渡ります。
ようやく登山道到着。
菰釣山は実は何年も前からずっと行きたかった山。
神奈川と山梨県の県境に位置している為、山頂からド迫力の富士山も楽しみだし、尾根沿いのブナ林が素晴らしい。丹沢の中でも裏の端っこにある隠れた名山だ。公共交通では非常に行きづらいので人も少なく静かな山歩きができると思っていた。
この辺りからようやく山の斜面を登っていく。
緑が眩しくなってきた。
ブナの根っこから見上げればいつでも新緑に浸れる。
今日は終始こんなアングルばかり見ていた。だってこれを見に来たようなもんだし。
急登に取り付く時、初めて登山者に会った。
少し話をすると、なんと厚木駅から歩いて丹沢に入り縦走を続けて今日で3日目らしい。このまま尾根を進んで山中湖がゴールだとか。
66歳と言っていたが、いや〜立派なスルーハイカーですよ。
こんな山旅も面白そうだな。ルートは自由に決めるんだと改めて教えてもらった気がした。
さて、かなりの急登を登りきりブナ沢の頭に到着。
ここから尾根道となり、進行方向の左側が神奈川県、右側が山梨県と県境を歩いていきます。
今日も友人のRYUさんとご一緒。
小鳥のさえずりがずっと鳴り響く。
大木に目をやると苔が張り付いている。どこを見渡しても緑の世界。
菰釣避難小屋に到着。
気持ち良いので外で休憩したいが、虫がやたらと多いので小屋に入ることにした。
ご立派。めちゃくちゃ綺麗です。
再び歩き始める。山頂まであと少し。
山ツツジ。
あまり咲いてなかったけど、緑一色の世界ではより一層美しい。
ブナのトンネルの向こうに見えた山頂。
菰釣山からの富士山。
山中湖もすぐそこに見える。距離的に富士山が大迫力で見えるはずなんだけど、あれれ雲が。
このまま高指山方面へ尾根をずっと歩いて行きたい!ところだけど、来た道戻り。
菰釣山は双耳峰なのでこの先のブナノ丸がもう一つのピークなのかな。
でも今日は一旦ブナ沢の頭まで戻り、城ヶ尾山を目指す事にします。
南アルプス南部や御正体山も見えました。
また来ます!
またまた尾根を進んで行く。とにかく気持ち良い。
ねじれたブナ。でっかかったなぁ。
誰もいない山頂でお昼。
全然歩いてないのに、足が痛かったり疲労感あったり。調子はあまりよくなかった。
あとはゆっくり下山するだけ。
城ヶ尾峠からは善之木方面へ下りていきます。
下山すると再び道志の森キャンプ場へ戻ってきました。
道志川でフィナーレ。
昼過ぎには下山という優しい日帰りハイクでした。
表丹沢とはまた違った世界の丹沢を堪能できた。
ブナがとにかく綺麗だった。
ちなみにヒルは全くいませんでした。
出会ったのは鹿が1頭、ヘビが1匹(大きな死骸)、蜂も数匹、アブみたいな虫はたくさん。
虫除けスプレーとポインズンリムーバーは必携です。クマも出るそうなので熊鈴も。
いつか冬の菰釣山も来てみたいし、
尾根沿いをず〜っと山中湖まで歩いてみたいです。
菰釣山〜城ヶ尾山 周回 コースタイム
日程 : 2016年6月4日
メンバー : 二人
主なピーク : 菰釣山 1,348m 城ヶ尾山 1,199m
合計タイム : 4時間45分(小休憩含む)
合計距離 : 約13.1km
【 コースタイム 】 ※標準CTは約5時間50分
道の駅どうし 8:15 ー 9:00 ゲート ー 9:30 ブナ沢乗越 ー 9:40 菰釣避難小屋 10:00 ー 10:10 菰釣山 ー 11:30 城ヶ尾山 ー 13:00 道の駅どうし
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