日帰りで丹沢・塔ノ岳へ。
これまで何度も登っている大好きな山。
「政次郎尾根」は前々から行きたかったルートで、今回が初めて。
7時30分過ぎ。大倉バス停。
準備体操して早速出発。
朝日を浴びながら風の大橋を渡って行く。
まずは戸沢まで林道歩き。
この林道も意外と長いんだよな~、と思いながら歩いていると1台の車が止まり、
ダンディーなお父さんが「戸沢まで乗って行きますか?」と声をかけてくれた。
遠慮なく乗せて頂き、林道をスーパーショートカット。
途中で今日の飲み水も確保。丹沢名水を汲みたいが為に水筒は空にしてきた。
丹沢の水質については何カ所が大腸菌が検出されている。ここ「竜神の泉」は調査報告書によると大腸菌ゼロだったのでそのまま飲んでも問題無いはず。名水だしね。
ちなみに神奈川県で一番水道代が安いのがここ秦野市。
以前ヤビツ峠まで乗ったタクシーの運転手が、秦野市は水がうまくて安いんだ~と教えてくれた。
戸沢まで送って頂いた方に色々と話を聞いた。沢登りや渓流釣りを長年されているベテランの方。
「この自然と(丹沢と)遊んできたって感じかなぁ」という何気ない言葉が印象的でした。
ありがとうございました、コースタイム約40分短縮です。
戸沢の駐車場前の小屋に登山ポストあり。
ここを真っ直ぐ行けば天神尾根。今日はここを右に上がって行く。
政次郎尾根(まさじろうおね)のはずが、「正」に修正されていた。
このちょっと先の道標は「政」と表記されていた。どっちが正解かよくわからない。
ここの尾根はひたすら登りだ。登山者も少なく静かに歩ける。
今日はこの尾根で出会ったのは3人だけだった。
やっと少しフラットな登山道が出てきたので紅茶飲みながらチェーンスパイク装着。
左手には大倉尾根が見えている。
ガスったり、青空がでたり。今日は標高1,000m付近に雲が停滞するとの予報だった。
山の春ももうすぐか。
樹林帯の急登を登ってきたので、ようやく表尾根に出たらテンションも上がります。
尾根道がずっと続き、先にはいくつかのピークに見える。いいね~丹沢縦走路。
新大日茶屋の前で小休憩。
ひと息いれたくなった。でも山頂までもう少しなんでがんばります。
山頂までもうすぐ。
ガスは次第に濃くなってきた。
山頂からの展望は無理だよな~。ガスで真っ白だろうな。
でも歩いててなんて気持ち良いんだ。
塔ノ岳山頂目前。
誰かが僕を迎えに来てくれたみたいだ。
ニャァ~、 ニャァ~
「!!!」
こっちにゃ、こっちにゃ。
と、登山道を少し外れた方へ案内してくれた。
後をついて行くとそこには青空が広がっていた。
尊仏山荘のストーブでいつも丸くなっている猫とは別の猫だね。
登山者のパトロール?
それにしても肉球は冷たくないのかい?
猫に連れてってもらった場所からは雲海と富士山。
さっきのガスが嘘のような景色。
今日もたくさんの登山者で賑わっていた。
下山時の花立山荘。
今はガスの中だけど、もうちょい登れば絶景が見れますよ~っと教えたくなる。
数えてみたら、塔ノ岳は12回目の登頂だった。
季節と天候により変化する山肌の表情、雲の形、同じ景色はこれまで1度も無かった。
だから何度登っても楽しめる。
今回も新しいルートから登るだけでいつもと違う登山を楽しめた。
これまで見た塔ノ岳からの展望の中で一番と言える程の景色だったかな。
塔ノ岳の登山者を見守る猫。 また逢いに行きます。
丹沢・塔ノ岳(政次郎尾根~大倉尾根) 山行概要
日程 : 2015年2月21日(日帰り)
メンバー : 単独
主なピーク : 塔ノ岳 1,491m
行動時間 : 4時間45分(小休憩含む)
合計距離 : 約14.4.km
【 コースタイム 】
7:30 大倉バス亭 – 8:10 戸沢P 政次郎尾根入口 – 9:20 政次郎の頭
– 9:30 大日岳 – 10:00 塔ノ岳山頂(小休憩)
10:35 塔ノ岳山頂出発 – 大倉尾根 – 12:15 大倉バス亭
政治郎尾根はとても静かでいい登山道ですよね。
僕も好きになったルートです。
また登った先に雲海が広がっていたなんて、
最高ですね。
whitetipさん
こんなに静かな登山を味わえるとは良い道でした。
表尾根と合流した瞬間もとても良かったです。
whitetipさんの山行記事も行く前に拝見してました。
この日は展望を諦めていただけに、
雲海と富士山見えた瞬間はニコニコで山頂まで歩いてましたね(笑)
こんにちは!
ブログを見て、僕も行ってみたいと思いました!
自宅が、旭区の二俣川というところにあります。
日帰りで雲海を見てみたいんです。
人生で一回も見たこと無いので、みたいんです!
鈴木さん
こんにちは、ぜひぜひ塔ノ岳行ってみてください!
雲海が迎えてくれると良いですね!