2014年以来、約3年ぶりに中央アルプスへ行ってきました。
前回は5月の残雪期に木曽駒ケ岳のみピストンでしたが、
今回は岩稜地帯の稜線を縦走しよう!という事で、木曽駒ケ岳~宝剣岳~空木岳を目指します。
駒ケ岳ロープウェイから千畳敷カールへ
お盆の連休という事もあってか、駒ケ岳ロープウェイは大混雑。
菅の台バス停前の駐車場は既に満車で、近隣の臨時駐車場へ止めました。(1日500円)
朝6時過ぎに到着すると既に長蛇の列。チケットはすぐに買えましたが、ケーブルカー行きのバスが約1時間半待ちでした。
そのままケーブルカー駅まで行き、再び整理券をもらって待機。
ここでも1時間程待ちましたよ。木曽駒人気スゴイ。
駒ヶ根インターより5分というアクセスの良さもあるし。
登山者のみだけでなく、観光客も結構いましたので仕方ないです。
千畳敷カールから木曽駒ケ岳へ
夏シーズンの千畳敷カールは初めてなので楽しみにしていました。
ケーブルカー駅を出た一瞬だけ青空とカールの全景が見えたけど、このあとは瞬時にガスガスへ。
天気予報では次第にガスが出てきて一時雨となっていましたが、予定より早まりそう。
(2014年GWの残雪の千畳敷カールはこちら↓)
真っ白な残雪を抱く姿は圧巻でした。
久しぶりの登山、ゴールデンウ…
木曽駒ケ岳まではハイカーが多く、時折渋滞になる場面も。
今日はテント泊なので特に急いではなかったけど、なぜかハイペースで登り切ってしまった。
ルート途中には高山植物があちこちに咲いていた。
アッという間に稜線が隠れてしまった。
先々の展望もなさそうでちょっと不安。
千畳敷カールは緑とお花畑が多い。このアルペン的な風景を簡単に誰でも見る事ができる。
確かにここだけでも来る価値はあるよな。
杖を突いたお年寄りや外国人観光客も結構来ていたので納得。
浄土乗越を超えて、ガスガスの展望の中まずは木曽駒ケ岳到着。
展望は一切なし。本当はピラミダルな三の沢岳とか見たかったんだけど。
山頂鳥居を潜って天気の復活と安全登山を祈願。
ザックをデポしておいた宝剣山荘まで戻って再度出発。
ここまではまだまだ準備運動。さ、ここから縦走開始だ。
目の前の突き刺したピーク宝剣岳へ登ります。
ここから登山道はガラッと変わり岩稜地帯の鎖場。
特に難しい箇所も無く登っていきます。
宝剣岳山頂には小さな祠があった。
めちゃくちゃ狭くて一人分がやっとのスペース。
そしてこれから歩くルートも眺める。
さらにガスってきました。そしてここから先は登山者も一気に少なくなります。
稜線を歩いている途中から千畳敷カールを見下ろすポイント。
さっき下から見上げていた稜線をいま歩いている実感。ここは展望良かった。
三の沢分岐までは、地図上でも危険マークが2カ所。滑落事故が多いとか。
たぶんここもそうだと思います。
最初見た時はなかなかびっくりする鎖場でした。
でも近づいてみると意外と傾斜もそれほどきつくなく、ホールドもたくさんあるので難しくはありません。
慎重に行き問題なく登れました。てか楽しい~!!テンション上がる自分がいる。
今回一緒の友人も、本格的な鎖場は初めてながら問題無くクリアーしていく。
稜線にはチシマギキョウが至る所に咲いていました。
天気よければな~。
稜線の先々まで見渡したい。と思いながら歩き続ける。
おお!一瞬の青空も。
ずっと雲に隠れていた三の沢岳のピークも初めて見えた。
木曽駒から眺める山容とは大分違った形に見えます。
一瞬ガスが晴れた!振り返ると歩いてきた稜線が。
檜尾岳山頂到着。避難小屋がうっすらと見えた。
手前には石垣の後。何かはよくわからない。
やっと到着した。なかなか歩きごたえがあって面白い1日でした。
小屋の中には既に7~8名ほどがシェラフに包まれて寝ていた。
寒い一夜を過ごし、翌朝を迎えた。
二日目に続きます。。
木曽駒ケ~空木岳縦走 DAY1 コースタイム
日程 : 2017年8月13日(DAY1)
メンバー : 二人
主なピーク : 木曽駒ケ岳 2.462m
行動時間 : 6時間40分(昼休憩含まず)
【 コースタイム 】 菅野台バス停 6:10 ー 7:30 ロープウェイ 8:35 ー 8:45 千畳敷カール ー 9:50 木曽駒ケ岳山頂 ー 10:50 宝剣岳山頂 ー 11:30 極楽平 ー 14:15 檜尾岳 ー 14:25 檜尾岳避難小屋
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