晩秋の東丹沢(黒竜尾根〜長尾尾根〜大倉尾根)

東丹沢・長尾尾根を歩いてきた。

秦野駅からバスに揺られてヤビツ峠へ。
平日にも関わらず、臨時便が出るほどのハイカーの多さにびっくりした。
紅葉の季節、快晴ともあって山を歩きたくなるのはみな一緒。

丹沢長尾尾根

 

三の塔・塔ノ岳を行く表尾根では無く、まずはヤビツ旧道コースを歩く。
入口はややわかりづらい。ヤビツ峠駐車場の隅にひっそりとあった。

丹沢長尾尾根-2

倒木が所々にあり道も細いけど迷うような所はなかった。ピンクリボンもしっかりある。
たくさんのハイカーがヤビツ峠から出発していたけど、このコースは誰も来なかったのでいきなり独りきりとなった。

丹沢長尾尾根-3

ヤビツ旧道コースの出口。青山荘前。
このピンクの屋根は「きまぐれ喫茶」という名の店だった。

ここに小さな沢を渡るための門戸口橋がある。結局はヤビツ峠を通る県道70号と合流するんだけど、ショートカットしてきた訳だ。

丹沢長尾尾根-4
そのまま県道70号を宮ヶ瀬方面へ走り始めた。
あまりの暑さにキャプ2(半袖)一枚。冷たい空気が体を突き抜けて気持ちよい。

ボスコキャンプ場を通過。
10代の頃から何度もキャンプをした思い出のキャンプ場。

丹沢長尾尾根-5

大山北尾根(分岐ルート)の入り口も発見。
まだまだ未踏の尾根がたくさんある。ひとつずつ自分の足で線を繋いでいくのも楽しみだ。

丹沢長尾尾根-6

丹沢ホームの吊り橋を渡る。

丹沢長尾尾根-7

かなり立派できれいな建物だった。
自然体験教室なども実施しているそうで、夏のシーズンは子供を連れてくる人も多いのかな。

丹沢長尾尾根-43

丹沢ホームの前は紅葉も賑やか。
ここから札掛分岐を目指して登っていけば長尾尾根に取り付く事もできるけど、今日はさらに宮ヶ瀬方面へと進んで行く。

丹沢長尾尾根-44

お目当てはこれ。
かながわの景勝50選にも選定されているモミの原生林が見たかったから。
丹沢ホームより県道を1.5kmほど進んだ所にあった。

丹沢長尾尾根-10

ここからの景色はなかなかすごい。
山の斜面にモミの気がわっさわっさと生えていて原生林と呼ぶにふさわしい光景だった。

丹沢長尾尾根-8

この付近の紅葉もまた見事だった。

丹沢長尾尾根-9

少し県道を戻り黒竜尾根から入る。
下の丸方面へ登っていく。道標はなぜか「物見コース」という名になっていた。

丹沢長尾尾根-11

時刻は既に10時40分。寄り道もあって大分遅い登り始め。
でも林道を走ったお陰で想定時刻より早くスタートできた。

丹沢長尾尾根-12

ぶっとい杉が印象的だった。

丹沢長尾尾根-13

 

丹沢長尾尾根-14

枯葉が多く、至ることろに蜘蛛の巣があった。
顔や足やらに蜘蛛の糸が絡んでくるので両手をブンブン回しながら進む。

丹沢長尾尾根-15

枯葉を踏みつける足跡が気持ちよい。

丹沢長尾尾根-16

日が当たると落ち葉も輝いていた。

丹沢長尾尾根-23

 

考証林入り口の分岐。やや広々とした場所。

丹沢長尾尾根-18

この辺りから登山道が消えた。
枯葉で見えなくなっているのと、確認できていたわずかな踏み跡を見失う。というより踏み跡は無かった。

方角が合っているか確認し、尾根へ尾根へと登ればいずれ登山道に合流するだろうと思い突き進む。
しかし登山道からやや外れたまま進んでしまい、最後は超急斜面を登るハメになってしまった。

丹沢長尾尾根-17

登りきると登山道に合流できた。
今日はこんなルートロスを2回ほど。

その度に地図とコンパスで現在地、進むべき方向を確認した。
迷ってからじゃ遅いんだけど(笑)

でもこういうシチュエーションがなんか楽しかったな。
一人で地図と目の前の景色を真剣に向き合う時間だった。

丹沢長尾尾根-19

 

丹沢長尾尾根-20

札掛との分岐。丹沢ホームから登ってくるとここで合流する事になる。
新大日方面へ進む。

丹沢長尾尾根-21

やっと来た。長尾尾根の入り口。

丹沢長尾尾根-22

しばらくは植林杉の登りで、時々フラットな道やベンチがあった。

丹沢長尾尾根-24

大分標高が上がってきた。
真ん中の尾根道を挟んで、左が杉、右がブナ。
はっきりと分かれている。

丹沢長尾尾根-45

なだらかなブナ林を抱える長尾尾根。
落ち葉の絨毯が一面に広がった場所を見つけ、ここで休憩する事にした。

今日はKS ultralight gearのKS40 X-pac & ダイニーマ。今年の五竜岳や火打岳のテント泊はこれで行った。
日帰りで40ℓは大きすぎるけど、トップをクルクルっと巻いて30ℓくらいまで絞れる。
丹沢長尾尾根-25

ニンジャタープを張ってゴロンと寝転んだ。
このまま1泊して行きたい!と思える気持ち良さ。

コーヒー飲んでパンを食べたり、ブナ林を眺めたりと1時間以上も休憩してしまった。
誰も来ない静かな時間だった。

丹沢長尾尾根-26

落ち葉びっしりの道。
長尾尾根に来て良かったと思えた場所だった。

長尾尾根2015

新大日まで登って表尾根と合流した。
このまま政二郎尾根から戸沢林道へ下山という選択肢もあったけど、迷わず塔ノ岳へ。
もしかしたらあの子と再会できるかな、とふと思ったり。

ここから落ち葉は無くなり整備された登山道に変わった。

丹沢長尾尾根-27

今年の2月に撮ったこのあたりの道。
もうすぐこんな感じになるのか。

1502丹沢表尾根-11

塔ノ岳山頂到着。
午前中あれだけ晴天だったけど、午後には雲が出てきてしまい富士山も見えなかった。

丹沢長尾尾根-34

 

丹沢長尾尾根-28

いつもの安全登山祈願。

丹沢長尾尾根-29

 

あ!? いた!!!
このブルーの瞳。

丹沢長尾尾根-30

久しぶりの再会だ。

(初めて会った山行はこちら)

1502塔ノ岳の猫丹沢・塔ノ岳 (政次郎尾根~大倉尾根周回) 日帰り登山
日帰りで丹沢・塔ノ岳へ。

これまで何度も登っている大好きな山。
「政次郎尾根」は前々から行きたかったルートで、今回が初めて。

 

前回はあまり撫でさせてくれなかったけど、今日はとても甘えん坊だった。
この環境で生き延びているにも関わらず、かなり肥えている。
休憩中の登山客にご飯をおねだりする技を覚えたのか、次々に営業に周っていた。

それにしてもかわいい猫だ。
塔ノ岳山頂付近が縄張りなんて。越冬はきついだろうけどまた会いにくるよ〜。

丹沢長尾尾根-31

 

登ってきた長尾尾根を眺める。
次はここを下りで行きたいね。

丹沢長尾尾根-33

 

ご褒美に缶ビール。

丹沢長尾尾根-32

 

下りは大倉尾根を一気に降りた。
堀山の家より下あたりの紅葉が綺麗だった。

丹沢長尾尾根-36

 

丹沢長尾尾根-35

 

丹沢長尾尾根-37

 

丹沢長尾尾根-38

 

丹沢長尾尾根-39

 

丹沢長尾尾根-41

大倉高原のテント場。ここの紅葉も見事。
今日ここで泊まったら気持ち良さそうだなぁ。

丹沢長尾尾根-42

長めのコースだったけど、走ったり歩いたりのんびり休憩したり。
また一味違う丹沢を満喫できました。

翌日は筋肉痛がハンパなかった。。

丹沢長尾尾根-40

 

 東丹沢(黒竜尾根〜長尾尾根〜大倉尾根) コースタイム

日程    : 2015年12月1日
メンバー  : 単独
主なピーク : 塔ノ岳 1,491m
合計タイム : 5時間10分(休憩含まず)
合計距離  : 約19.1km

【 コースタイム 】  ※標準CTは約7時間50分
ヤビツ峠  9:15 ー 9:35 青山荘   ー   10:10  丹沢ホーム ー  10:30 モミの原生林 ー  10:40 黒竜尾根 ー  11:20 長尾尾根 ー 12:00 長尾尾根の途中で休憩  13:10 ー   13:30 新大日 ー  14:00 塔ノ岳山頂 14:20 ー  14:35 花立山荘 ー 15:15 見晴茶屋 ー 15:50 大倉バス停

 

※このルートは東丹沢詳細地図(初版110コース)を参考にしました。
現在は2015年発行の改訂版120コースが販売されています。

 

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COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 初めまして! 「塔ノ岳 猫」で検索しこちらの山旅ロッジさんのブログに辿り着きました。
    素敵なお写真と可愛い猫ちゃんに癒されました(^-^)
    とても甘え上手で懐っこいニャンちゃんみたいですね。私も近々会いに行きたいと思っています。
    またブログにお邪魔させていただきます!

  2. ayaさん

    初めまして、コメントありがとうございます!
    尊仏山荘のミャー君もかわいいですけどね、この子も瞳がブルーでとても甘えん坊でした。

    何かおねだりしてくると思うのでおやつの準備をお忘れなく(笑)
    また気軽に覗きにきてください。

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