海抜90mの秦野駅から標高1,252mの大山山頂へ。
以前より行きたかった弘法山を通り、富士山を眺めながら大山古道を歩く。
7つの峰を越える充実したトレイルでした。
まずは小田急線秦野駅をスタート。
ひんやりとして寒かった。
しばらくはアスファルトの道。すでに大山が見えている。
駅から軽く走って10分ほど。弘法山の入り口に到着。
ここから大山山頂までいくつもの山を越えていく。
このコースには浅間山が２つある。
最初の浅間山のふもとには石碑があった。
浅間山山頂。太陽がぐんぐん昇ってきた。
まだ標高が低いので紅葉が随所に見れた。
ここからはとても走りやすい道。
権現山の展望台。屋根の形が中国風の建物だ。
小田急線に乗っていると電車の窓からいつもこの屋根が見えていて、桜の季節に来ようと毎年思い続けてた。
冬になっちゃったけどやっと来れました。
この展望台からは何と言っても圧巻の富士山。
手前に見える秦野市街も見渡せる。
関東富士見百景にも選ばれていて今日のコース最大の絶景スポット。
箱根外輪山。
箱根駒ケ岳、最高峰の神山、戦艦のような船形は明神ヶ岳、そのまま右にぽっこりと金時山。
丹沢方面。
ここから見ると大山はまだまだ遠い。本当にあそこまで行けるのかよ、と自分の足に疑問。
朝日が当たり始め、葉の色も綺麗に。
ハイカーはかなり少なかったけど、２〜３人はすれ違った。
弘法山到着。
黄色いイチョウの絨毯。朝から宴会やっている方々がテーブルを独占していた。
吾妻山経由で鶴巻温泉へも下山できる。この縦走コースはエスケープルートもたくさんあるので安心。
弘法の里湯も久しぶりに行きたいけど。次の高取山を目指して進む。
分岐に着いた。右へ行けば吾妻山〜鶴巻温泉。
まっすぐ細い道が今日進む高取山方面。
念仏山通過。今日歩くまでこの山は知らなかった。
山名からして歴史がありそうな場所だ。
ここからは相模湾が一望。
高取山到着。
ベンチに座りやっと小休憩。
登山道にはいくつかの仏像やらお地蔵さんが登場する。
大山古道の一部を通る。
かつて大山参りの主要道だった「大山古道」を復活させようと、地元の方々により看板を設置しているそうです。
お遍路、熊野古道、サンティアゴ・デ・コンポステーラのような巡礼路が大山にもあったのか。と想像するだけで壮大なルートにも思えてくる。
大山までコースタイムであと２時間か。
青空が気持ちよくて快調に進めた。
道中から見える富士山の景観は昔から変わってないんだろうな。
蓑毛越。
２座目の浅間山はどこにピークがあったんだろう。いつの間に通り過ぎてました。
今日は道標ばっかり撮っている。
これも初めて見る。比較的新しい。
大山へ登る現在のメインルートへ合流した。
あ、ここに出るのかと納得。
あとはひたすら登って山頂到着だ。
いつもの大山よりも達成感は大きい。
「ここで振り返ると富士山」
という看板で振り返っても、いつも天気が悪くて見えないのだが今日は初めて見えた。
6回目の登頂にして初めての大展望。
大山山頂からの富士山は念願でもあったのだ。手前には三の塔もよく見えていた。
今日は全部見える！
南アルプスも。
塔ノ岳〜丹沢山も。
そして先日歩いた長尾尾根。
丹沢山塊でも一番東寄りに位置している大山からは、関東平野の大パノラマ。
北の方には栃木の日光連山まで見えた。
この景色を見ながらお昼休憩。贅沢な時間だった。
下山開始。一気に見晴台まで降りてきた。
天気が良いので平日にも関わらず大勢のハイカーがいた。
このまま日向薬師へ降りようと思っていたけど、ちょっと疲労を感じていたので怠けてケーブルカーで降りることにした。
阿夫利神社下社で参拝。安全登山を祈願。
ご祭神は大山祇神（おおやまづみのかみ）という山の神なのだ。(下社にいるのかはわからないけど)
去年の12月に来たので約1年ぶり。今年も色んな山を登らせてもらいました。
いつもと違うアプローチで登った大山。
峰々を越えながら徐々に標高を稼ぎ、最後は山頂まで一気に登っていく。
山麓から山頂までの変化を楽しめる充実したコースでした。
富士山の展望も良いので積雪期や春頃にまた歩きたいと思います。
秦野駅〜弘法山〜大山南山稜縦走 コースタイム
日程 ： 2015年12月9日
メンバー ： 単独
主なピーク ： 大山 1,252m
合計タイム ： 5時間5分（休憩時間含まず）
合計距離 ： 約15.4km
【 コースタイム 】 ※標準CTは約7時間25分
秦野駅 7:05 ー 7:15 弘法山入口 ー 07:40 権現山 ー 08:00 弘法山 ー 08:40 念仏山 ー 09:15 高取山 09:30 ー 10:30 浅間山 ー 11:05 大山表参道16丁目合流 ー 11:30 大山山頂 12:00 ー 12:35 見晴台 ー 12:55 阿夫利神社下社
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