念願だった登山靴を新調しました。
これまで愛用していたガルモントネブラスカGTXは5年目を迎え、ソールよりアッパーが先にやられてしまいました。
縫い目も切れてしまい、隙間から指先が貫通するほどの穴が開いている状態。
ちょっとの沢を渡渉しただけでも浸水してきたり。それでもなんとか使ってきましたが、さすがに冬季の山は低山でも危険すぎます。
購入したのは、ずっと欲しかった「ラ スポルティバ カラコルムHC GTX」
メーカーHPより
ペルワンガー社のスウェード2.8mm防水加工レザーを使用し、3シーズン+冬期森林限界以下の範囲で使用が可能なトレッキング ブーツ。サポートの高いハ イカット仕様ながら、3Dフレックスシステムの採用によって足首の自由度が高く、歩行ストレスを軽減します。長期縦走やテント泊などハードな使用に適して います。セミワンタッチアイゼン対応。
アウター | ペルワンガー社 2.8ミリ防水加工レザー |
ライニング | GORE-TEX |
ソール | ビブラム インパクトブレーキシステム |
サイズ | 38~48 |
重さ(片足) | 約865g |
カテゴリーとしては、「重登山靴」になります。
日本の高山ならどの山域でも対応、森林限界以下なら厳冬期もOK。ライトウィンターモデル。もちろん残雪期のアルプスでも全く問題なく使用できるとの事。冬季用の保温素材は入ってないので、目安としては厳冬期の2000m以上は対応していません。ソールはかなり固め。
以前のガルモントネブラスカGTXのソールも最初は固いと思っていたけど、実際は軽登山靴だけにやや柔らかめの作りでした。岩稜帯の歩行で足裏が痛くなった時もよくありました。(特に白根三山縦走の下山時は本当泣きそうになりました)これは背負っている荷物の重量にも関係してくると思いますが、テント泊の際は基本15kg以上+自分の体重となっていたので、辛くなるのも当然だったかもしれません。
アッパーの下部には黒いラバー素材のガード。しかし完全に一周しておらず、外側の一部だけ無いのがちょっと気になります。
ここって結構こすれたりしますからね。
店員さんの説明では、靴ひもを通すフックは中段でDリングに通す事で足先と甲の締め付けを一旦固定でき、上部の足首回りと締め付けの強さを変える事ができるそうだ。
実際に山で試したところ、この機能のお陰でハイクアップの時は足首はゆるめにしつつ甲はしっかり締める。
下山の時は足首回りを強めに締める。なんていう調節が簡単にできました。
同時に足首回りのサポート力も半端ありません。下山時には靴が支えているんじゃないかと思うほどしっかり機能してくれました。もちろん緩める事もできるので登山道に合わせた調節ができるのも安心です。
さらに「3Dフレックスシステム」なる機能を搭載しており、足首の自由がきく為、自然な動きを妨げない作り。
詳しくは↓↓
各メーカーを何足が試し履きした結果、幅広で甲が高い自分の足でも特に問題ありませんでしたが、インナーソールも別途購入しました。superfeetの一番薄めのタイプ。純正のインナーソールより薄いので、甲の高い自分はさらに履き心地が良くなりました。
値段が高いので散々悩みましたが、購入の決め手は… まぁ1目惚れと言ってしまえばそれまでなんですけどね。また5年くらい使えて信用できるものが1番かと思います。
「3シーズン最強の登山靴ですよ」と店員に言われましたが(本当かどうかは使った本人次第でしょうし、最強の意味もわかりませんが笑)数回ほど山で使用した感じでは、堅牢なのにこの歩き易さ!と感じるばかりでした。
自分の中では、夏の縦走用とアルプス等の岩稜歩き。それと冬の低山用と割り切って使っていきます。
無積期の低山ハイクではまだまだガルモントで行くつもり。あとは軽量のローカットシューズが1足欲しいところです。
という事で色違いはこちら。
こちらはレディースモデル。
はい。嫁も同じ靴を購入しました(笑)(実は嫁が少し先に買ってたんですけど)
お揃いになりましたが、どの山へ行くにもスペックが同じなのでお互い安心です。
4~5年後に、この新品購入時の写真と登った山を振り返るのが楽しみです。
大事に使っていきます。宜しく相棒!
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