白峰三山縦走 DAY2 雲海のご来光 間ノ岳~農鳥岳~奈良田

 

白峰三山縦走 DAY1の続きです

二日目の朝。
北岳〜間ノ岳の3000mを越す稜線から見た雄大な日の出。
雲海が広がり、雲の海から富士山にシルエットが見えた。

130922白峰三山-5
歩くのを止め、しばらく眺めていた。

130922白峰三山-4

間違いなく日本の中でも最高峰の絶景。

130922白峰三山

あっという間に明るくなり北岳も朝日に照らされていた。
明るくなるとはっきりと見える周囲の山。こんなにも山々に囲まれていたのかと思う。
しかもどれも3000m級のどっしりと構えた名峰ばかり。

130922白峰三山-1

 

すっかり明るくなった頃、間ノ岳山頂等到着。
強風でゆっくりする事ができず。

南アルプス南部の山々。

130922白峰三山-3
間ノ岳山頂からの富士山。

130922間ノ岳

山頂からちょっと移動して陽の当たる場所で休憩。

2013間ノ岳山頂から

 

塩見岳に朝日が差し込む。

130922白峰三山-2

さ、今日の工程はまだまだ長い。
農鳥岳を目指して、まずは農鳥小屋まで稜線を降りていきます。

130922農鳥小屋-2

 

立派な農鳥岳。
北岳、間ノ岳の人気がすごいだけにあまりフォーカスされない印象だったけど、
こうして対峙するとめちゃくちゃカッコいい山じゃないか。

一番左のでっかいコブが農鳥岳山頂   一番右のほん小さなコブが西農鳥岳

130922間ノ岳-2

農鳥小屋に到着。
山行記録でよく目にする噂の主人に「何か用か?」と声をかけられた。

水が1リットル100円と書いてあったので、買いたい旨を伝えると
「水場まで往復30分だから自分で行って来な」と言われた。
たぶん、通過の登山客に水は売れねえよ、という意味だと思う。

様々な評価が出て有名な方だが、僕はこれしか接することができなかったので
何ともいいようがない。昔の厳しい人という印象で特に悪い人ではなさそうだった。

まぁ喋り口調は置いといて、それでも間違った事は言っていないと思う。
この過酷な場所で限られた貴重な水。小屋に宿泊している人が優先で当然なのだ。

130922農鳥小屋あまりに気持ち良くて休憩中にビールのんでしまった。
あと、ここのトイレが衝撃的だった。汚物が滑り台を伝って山の斜面に。。
どうやって処理してるんだろ。

2013農鳥小屋農鳥小屋からは急登が待ち構えている。
なんとか登り切って、尾根沿いを進んで行く。

130922農鳥岳-3少しだけ秋を感じながら。

130922農鳥岳-4西農鳥岳のトップが見えた!

130922農鳥岳-5振り返ればもちろんこの景色。
間ノ岳がずっしりと腰を据えている。南アルプスは1座1座が堂々としている。

130922農鳥岳-7

130922農鳥岳-2

2013農鳥岳山頂-5

2013農鳥岳山頂-8

2013農鳥岳山頂-7西農鳥岳を過ぎ、本峰到着。

130922農鳥岳

 

いや〜快晴だなぁ。

130922農鳥岳-6

漆黒の鉄兜を呼ばれる塩見岳。
昨年登った時はガスガスで山頂の姿すら見えなかった。いつかリベンジ。

2013白峰から塩見岳

でっかい空を見ながら休憩。
まだまだ先は長い。ここから下山口の奈良田までコースタイム6時間半。
すでに体全体に疲労が出始めている。荷物の重さもダイレクトに食い込む。

2013農鳥岳山頂-6
とりあえず、大門沢分岐までがんばってきた。
ここからが、この縦走で最もきついところだとはこの時まだ知らない。

2013大門沢-5-9大門沢分岐から、永遠とも感じる長い長い下り。
がれ場で一段の一段の段差が高くきつい。

そして何も変化の無い単調とした登山道が約3時間続いた。
黙々と降りて来たので写真は1枚もとらず。途中飲み水が無くなってしまい、標高が低くなるにつれて暑さも増してた。ザックと自分尾体重を支えてきた膝もこの段差でがくがく。

体力の無さを痛感すると共に、本当にきつい登山道だった。
ここを登ってくる人も結構いて、すごいなと思いながらお互い疲労の小声て挨拶を交わしていた。

疲労が限界に達してきた頃、大門沢に到着。
山のオアシスに感じた。

130922白峰三山-6
ビールを買って、裸足になりごはん休憩。
前夜の生野菜が残ってたので野菜ラーメンを作って大休憩。
もう歩きたくないと初めて思った。

ここにはテント場もあるし、ゆっくりもう1泊でもいいじゃないかという気持ちを必死に抑えつつ、靴ひもを閉め直して奈良田まで降りる事にした。
奈良田まではさらに3時間以上の道のりだ。

2013大門沢-5-6

 

大門沢小屋からは若干ゆるやかになり、先ほどまでより大分楽になった。
沢も近づいてくる。
あれほど辛かったのに、歩き始めればまた元気になっている自分が不思議だった。

2013大門沢-5あべこべなおっかない橋。
でもこれが無かったら徒渉しなければならない。

2013大門沢-7

疲れている足には緊張する場所だった。

130922白峰三山-7いくつかの橋を渡り、最後には立派な吊り橋。
結構高さがあります。

2013大門沢-5-8無事に奈良田まで降りて来た。
1泊2日で行くには、もう少し荷物の軽量化が必要だと感じた。

それでも2日間、ずっと快晴だった事に感謝。
こんなに気持ちよく縦走できたのも山と天気のお陰。
また歩いてみたい縦走コースでした。天気が良ければ絶景は約束されているのだから。

足をガクガクさせながら奈良田の温泉に入った。
下山後の温泉は天国。疲労がゆっくりと癒しに変わっていった。

 白峰三山縦走 DAY2 山行概要

日程    : 2013年09月21日 ~ 09月22日
メンバー  : 二人
行動時間  : 約12時間20分

【 DAY2   コースタイム 】
4:10 北岳山荘 – 5:00 中白根山 – 5:40 間ノ岳 – 7:10 農鳥小屋 – 8:30 西農鳥岳
9:15 農鳥岳 – 10:00大門沢下降点 – 12:50 大門沢小屋 – 16:15 奈良田ゲート – 16:30 奈良田 第2駐車場

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