以前から何度も計画を立てた白馬岳。
しかし当日はいつも悪天候で中止や別の山へ変更ばかりでした。
白馬大雪渓を登り詰め、お花畑が広がり、標高2900mの稜線からの絶景とご来光。
それらを楽しみに、ようやく決行する事ができましたが。。
猿倉から白馬大雪渓へ
猿倉駐車場を早朝に出発。
最初は青空も見えていたので大雪渓までのアプローチもテンション上がります。
約1時間で白馬大雪渓に到着。
うわ~ガスってきました。それでもこの大岩のメッセージは嬉しいです!
雪渓からは冷たい風が吹き抜ける。
この真夏の暑さには天然クーラーが気持ち良い!
しかもちょっと寒いくらいか。ウィンドシェルを羽織って
軽アイゼンつけて出発します。
クレバスを回避するようにトレースがついています。
この辺りはずっと行列になっているので自分のペースでは歩けません。
知っている種類は少ないけど、楽しみにしていたキヌガサソウは僕に気づかれる事なく咲いていた。(嫁がしっかり激写してくれていた)
ダイナミックな景観!青空が欲しいけどね。
落石に注意しながら大雪渓を登りつめる。やや緊張した時間が続きます。
大雪渓を登り切った。
まだまだ先は長い。ここからが結構急登でした。
見上げると天狗菱がそそり立っている。
振り返れば歩いてい来た大雪渓。
さっきは自分たちもアリの行列の一員でしたが。
キケン!マークが至る所に。落石多発地帯を足早に抜けて行きます。
本日のテント場到着。
暴風とまでは言わないけど、すごい風でした。
設営にもちょっと苦労しましたよ。
ウルップソウ。やっと見る事ができましたが、
満開の時期は過ぎていたのでやや寂しい姿。
天気が悪いので、テントで飲んだり食べたりお昼寝したりと
ゆっくり過ごします。
夕方頃、一瞬晴れ間が出てきたのでサブザックで山頂アタックする事にしました。
テント場から約30分程度で山頂到着!
しかしガッスガスでした~。な~んにも見えず。
白馬山荘にはすごい登山客の数。小屋の夕ご飯もまたおいしそうでした。
テント場まで戻り、飲み直して早めに就寝。
翌朝、下山前に少しだけ登っていくと剱岳が見えました。
こちらは旭岳。
朝日を浴びる高山植物を眺めながら下山です。
クルマユリはたくさん咲いていました。
気持ち良い朝です。
カラマツソウ↓
シナノキンバイ↓
一気に大雪渓を下山してきました。
下山した頃には見事な青空。一日ずれてたな~
ま、ここで飲む生ビールは最高においしかったので満足です。
次は栂池コースや、白馬三山の縦走など。
何度でも来たいと思う山でした。
白馬岳 山行概要
日程 : 2013年08月10日 ~ 08月11日 (2日間)
メンバー : 二人
主なピーク : 白馬岳 2,932m
行動時間 : 登り 約5時間30分(猿倉→山頂) 下り 約4時間 (白馬岳頂上宿舎→猿倉)
合計距離 : 約12km
【 コースタイム 】
DAY1
6:40 猿倉荘 → 7:40 大雪渓 → 11:40 白馬岳頂上宿舎(テント設営後 昼寝zzz) 16:00
→ 16:30 白馬岳頂上 → 17:20 テント場
DAY2
5:15 白馬岳頂上宿舎 → 6:50 大雪渓 → 7:50 白馬尻小屋 (軽食30分) 8:20 → 9:20 猿倉荘
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