諏訪へ日帰りで行く事となり、いつか行こうと思っていた霧ヶ峰へ。
森林限界からのスタート。
風が強くて寒かった。登山者、観光客、誰もいない。貸切となったルートを進む。
嫁はサコッシュのみでほぼ手ぶら。
甲府盆地、南アルプス方面。
展望を期待していたがほとんど何も見えず残念。
少し暖かくなって風も収まってきた。
ここからは高原をを横断する一本道だ。
4月の霧ヶ峰はなんとも中途半端な時期だ。
空気が最も澄み、純白の景色が広がる冬でもなく、緑の絨毯にニッコウキスゲが賑わう夏でもない。
真っ赤なレンゲツツジもまだ早い。
でも来てみれば、やっぱりいいもんで。
こんな広大なトレイルを何日もかけて歩きたいな〜と思わせてくれた。
終盤にはちょっとした森の中に小川が流れていたりと気持ち良いエリアだった。
シーズンオフで閉まっていたけど、小屋前のテーブルベンチで軽くお昼にした。
休憩後さらに1時間ほど歩き、出発地点の車山肩駐車場まで戻ってきた。
霧ヶ峰は全体で高低差がほとんどない為、この人がいない時期なら一周コースを走るのもいいかもしれない。
さて、駐車場前に戻りひとつ寄り道。木々に囲まれた雰囲気の良い小屋。
ころぼっくる小屋。
当然閉まっていると思ったら、何と今日からオープンという事でお邪魔した。
垂れ下がったランプは木のテーブルを優しく照らしている。
珈琲の匂いが香ばしく漂う。
天井の梁に置かれた巨大なスピーカから、小さくJAZZが流れる。
小屋番の優しいお姉さん、そして犬も出迎えてくれ、テラスからは霧ヶ峰高原が一望できる素敵な場所だった。
隣には母屋があり宿泊可能なのでいつか泊まりに来たいなと思う。
憧れているのはこんな山小屋だな〜、というのがそのまま現実になっている空間だった。
諏訪観光
春爛漫の諏訪市内を少し観光。
中心部の高島城は、これぞ日本の春!といった景色。
続いて長野の銘酒「真澄」の蔵元、宮坂酒造へ。
これまでは長野のお土産として、また地元の酒屋で自分用にと真澄は何度も飲んでいるが、蔵元は初めて訪れた。
370円でショットグラスを買うと試飲できる。
今日はこの5品がラインアップ。純米大吟醸の山花(さんか)は文句なしに美味しい。
生酒の真澄も非常に爽やか。生姜を乗せた冷奴と合いますよ、なんて口説かれて山花と合わせて二本買ってしまった。
長野も山梨も4月中旬は桜が満開で特に美しい時期。
他にも行きたいところたくさんあったんだけど、時間切れでした。霧ヶ峰もまた来ます。
霧ヶ峰 コースタイム
日程 : 2016年4月16日
メンバー : 二人
主なピーク : 車山 1,925m
合計タイム : 4時間(小休憩含む)
合計距離 : 約8.8km
【 コースタイム 】 ※標準CTは約7時間20分
車山肩P 8:30 ー 9:10 車山山頂 ー 夫婦岩 ー 10:05 蝶々深山 ー 11:00 奥霧の小屋 ー 11:15 みさやまヒュッテ 11:35 ー 12:30 ころぼっくるヒュッテ・ 車山肩P
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