GWテント泊は残雪の南八ヶ岳へ。
4年前の夏に赤岳へ登った時はガスガスで何も見えなかったのが心残り。
今度こそ山頂からの大展望に期待です。
そして、ずっと歩いてみたいと思っていた硫黄岳~横岳~赤岳の稜線。
南八ヶ岳の主脈縦走路。
まさか残雪期に行くとは当時の装備からは考えもしませんでしたけどね・・・。
4年前は南沢から行者小屋へ行きましたが、
今回は北沢コースから赤岳鉱泉でテント設営、ベースキャンプにして空荷で周回する計画。
やがて堰堤を越えると登山道に。
久しぶりの重さだ。出発当日にスーパーで買いこんだ食材・酒類がその原因。
朝6時過ぎ ようやく嬉しい太陽が出てきた。
2時間ほどで赤岳鉱泉到着。アイスキャンディーは閉鎖。かなり融けてきてます。
赤岳鉱泉で受付。
雪上テントのつもりで来ていたけど、偶然にも土の上に場所を確保できました。背後も樹林でなかなか良い場所でした。
八ケ岳は植物保護の観点と稜線は強風の為、テント場は限られている。
稜線の硫黄岳山荘、赤岳展望荘、赤岳頂上小屋はテント禁止。
南八ヶ岳でテントOKなのは、赤岳鉱泉、行者小屋、本沢温泉、オーレン小屋、キレット小屋、青年小屋。
ここ赤岳鉱泉は1人につき1泊1000円。小屋の水場使い放題、トイレの管理費込みでこの金額だそうで。
どちらにしても山小屋の数が多いのはとても安心だ。
簡単な朝食後、テント内に荷物を置いて必要最低限をサブザックに詰めて出発です。
一眼レフは迷わず置いて行く事に。というか今回は持って来てないのだ。
例年より多い雪に加え、稜線は岩と雪のMIX、風も強いと言うのでぶらぶらと吊り下げているカメラが
原因で足を滑らせて滑落したらアウト。経験の浅い僕にはコンデジのみで安全を優先にしました。
テント場からは阿弥陀岳が見えていた。
8:30 赤岳鉱泉の裏手から登り始め、樹林帯の急登で標高を稼いで行く。
斜面を一歩づつ慎重に。赤岳もはっきり見えてきました。
9:50 出発して1時間20分。赤岩の頭到着。
赤岳〜阿弥陀岳がとにかく立派。
横岳〜赤岳の稜線を眺める。
これからあそこを歩くのか。
北八ヶ岳方面は天狗岳。
これから登る硫黄岳。
ここは360度八ヶ岳が見渡せる展望台だ。
10:30 硫黄岳山頂到着。
風が強く吹き始めた。登山者が多かったけど、ここで赤岳鉱泉へ折り返す人達がほとんどだった。
爆裂火口を横目に稜線の縦走スタート!
いよいよ稜線がはじまります。
いきなりの強風続きで写真を撮る余裕なし。。
硫黄岳山荘まで頑張って歩き続けます。
時が止まったかのような硫黄岳山荘で休憩 癒されました 学校の机!?
硫黄岳山荘は休憩が無料でした。
例年は雪かきだけで暇っすよ〜、今年はコーヒーがよく出ますねっ!
と小屋の方も大変気さくなお兄さん。縦走の時にまたきてくださ〜いと言われました。
貸切で休憩させてくれたお礼も込めて硫黄岳のバッチを購入。
山荘出発後、横岳山頂、奥ノ院が見えて来ました。
大同心のトップ。迫力ありました。
山頂手前の斜面。あそこは滑って転がったらやばそう。
南アルプスもよく見えていた、甲斐駒と仙丈ヶ岳。
足下ばかりみてしまうけど、時々遠くを見渡すと常に絶景なんだ。
富士山はうっすらと。
登山道の幅は割と広いけど、
岩と氷と雪のMIXなのでアイゼンを岩に引っ掛けやすい。
右側は崖なので落っこちたら真っ逆さまだ。
横岳山頂からは、ハシゴ、鎖場、斜面のトラバースが続きます。
雪道と岩稜が交互に繰り返し。昨年の常念岳を思い出す。
アイゼンで急な岩場を降りて行く。ガリガリした音を立てながらバランスを取る。
転倒して滑落したら助からないだろうな。。と思うところも数箇所。
1歩づつ集中した。逆にこの緊張感が面白かった。
いよいよ赤岳が目の前に見えた。
一旦下ってまた登り返す。
ぐんぐん近づいてきます 前の3名パーティはアンザイレンしてます。
やっと地蔵尾根分岐。ここまでくれば緊張から少し解放される。
赤岳展望荘が見えてきた。
赤岳展望荘で休憩させてもらった。
おにぎりとチョコ、甘いパンを食べ、スープで体を温める。
何やら周りが騒々しいなと思ったら、
山荘に居たレスキュー隊の方達7~8名が慌ててロープを取り出し、救助の準備を始めている。
そして無線が入った。
「男性1名 滑落」
邪魔しないように小屋の方にちょっと話しを聞いてみると、
先ほど僕たちが歩いてきたトラバース箇所で滑落事故が発生したらしい。
容姿やジャケットの色を聞くと
僕たちが追い抜いた2人組の中年男性パーティだと思われた。
事故の先行きを心配しながらも、天気が崩れてきそうだったので
山荘を後に赤岳へ出発しようと席を立った時、
「数十メートル滑落し、無事に救助、ケガはカスリ傷程度」と無線が聞こえた。
本当によかった。
やはり危険な箇所を通過していたんだ、一瞬の油断で事故が起きるんだ、と改めて自分に言い聞かせる。
同時にレスキュー隊員があの稜線を駆け足で救助に向かう後姿に
ただただ、すごい!と敬意を持ちました。
赤岳山頂直下、最後の急登。
夏道はジグザクしている登山道も、雪道は真っすぐの急登に。
赤岳展望荘から40分のコースをわずか20分で登り切った。
13:50 雪降る中、嬉しい登頂です! またしても大展望は見れなかった。
山頂で写真を撮ったらそのまま即下山開始。
雪と風が強くなって来た。やばい、早く降りよう。
文三郎分岐まで降りて行きます。
滑落事故が最も多い場所らしい。立場側に落ちないよう注意しながら降りました。
文三郎尾根分岐。阿弥陀岳の稜線はかなり険しそうでした。
写真ではわかりづらいけど結構雪が降ってます。
14:45 行者小屋まで一気に降りてきた。
15:15 赤岳鉱泉まで戻って来ました。雪は激しく降っている。早々に下山してよかった。
幸い樹木が屋根となり、フライシートに雪があまり積もらない。
かなり寒い。あたたかいメニューがおいしそう。
スーパーで買い出しの寄せ集め。宴会スタート。
セブンイレブンのお惣菜パックばかり。でもこれ使いやすくなかなかおいしいのだ。
お惣菜パックの角煮と煮卵を混ぜる。ビールに最高でした。
そして日本酒を燗して温まった。
おなか一杯で夜19時には就寝。
夜中3時。雪は止み星が出てた。
3時半には起床して、ゆっくりパッキング。
毎年GWの大渋滞でやられているので、渋滞前の早朝に帰る作戦。
朝5時 一番乗りで下山です。
朝7時に駐車場に帰ってきて、寄り道せずそのまま帰路へ。
作戦通り早朝の中央道はガラガラ。大渋滞は皆無の状態で通過でき、午前中に横浜の自宅に帰ってこれました。
午後から渋滞25kmになったそうですが。。
山麓から見る甲斐駒。
1時間ごとに山小屋や山頂、分岐点等のチェックポイントがあり、
これでもかというくらい赤岳を眺めながら歩けるのはこのコースの醍醐味。
とても楽しかった。
次こそ赤岳山頂からの大展望を・・・ そしていつか厳冬期赤岳へ。
硫黄岳〜横岳〜赤岳 山行概要
日程 : 2013年5月3日〜4日(2日間)
メンバー : 二人
主なピーク : 硫黄岳 2,760m 横岳 2,829m 赤岳 2,899m
【 コースタイム 】
DAY1
5:10 赤岳山荘P – 7:00 赤岳鉱泉(テント設営) 8:30 登山開始 – 9:50 赤岩の頭 – 10:10 硫黄岳 – 10:30 硫黄岳山荘(休憩) – 11:40 横岳奥ノ院 – 12:50 地蔵の頭 – 13:05 赤岳展望荘(休憩) – 13:50 赤岳山頂 – 14:10 文三郎尾根分岐 – 14:45 行者小屋 – 15:15 赤岳鉱泉
DAY2
3:30 起床 – 5:20 赤岳鉱泉出発 – 6:45 赤岳山荘P




















































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