エバニューのウルトラライトクッカー2。
厚さ約0.3mmのチタンで設計され、昔から山で使われているオールドスタイルな平型鍋。
重量108gという軽さ。蓋、取っ手には真っ赤なシリコンチューブ。
僕の定番の山メシのひとつ、ラーメン。
夏でも冬でも何年経っても変わらない絶対食。カップラーメンでは無く袋麺。そこにドカッと野菜や肉類の具を入れる。
これまで、2人用を前提に使っていたEPIチタンクッカー(重量202g)の容量は1350mlとかなりの大容量サイズ。
2人〜3人で鍋をしたりパスタ茹でたり蓋がフライパンになったりと、何にでも使えて便利だった。
しかし単独行、ラーメン一人前を作るためだけに絞ると大きすぎる。
ガサばってしまう。それでも大は小を兼ねる、と数年間使い続けてきた。
ワンサイズ小さくしようと、かなり前からこの容量900mlのウルトラライトクッカー2を手に取る度に欲しいなと思っていた。
今回カモシカスポーツでSALEとなっていたのでそのままレジに直行してしまいました。
袋麺がジャストフィット。
若干きつめなので押し込むと麺の角が少し割れます。予め麺を割ってから入れても良いかもしれません。
最大容量は900mlとソロ用としては大きめ。ラーメンを作れるサイズと言えば500ml〜600ml程度でもできますが、900mlあると袋ラーメンの湯量500ml+麺+大量の野菜を放り込めるという余裕のサイズです。2人で行く時も鍋ができちゃうし、ガスカートリッジが収まるのも900mlの利点。
取っ手を外してさらに軽量化もできますが、やはり取っ手があったほうが便利なのでこのまま使用します。
強火に近づけすぎるとシリコンチューブが溶けそうなので注意。
湯切り口は小さな凹みがあり、注ぎやすくなっています。
これもEPIのクッカーには無かった嬉しい設計のひとつ。
エバニューのチタンアルコールストーブを使っているので、火器の収納もぴったり。
アルストのような強く揺れる炎をより効率的に受け止められるのは平型クッカーの利点でもあります。
また、ガスバーナーもよく使いますので、SOTOのウィンドマスターとガスカートリッジ105がピッタリ収まるのは嬉しいサイズ。
容量600mlのウルトラライトクッカー1の方だとガスカートリッジが入りません。
袋麺も作れて最軽量95gというウルトラライトクッカー1にしようか相当悩みましたが、ガス缶が収まるというのも決め手で今回は2を買いました。
左がウルトラライトクッカー2。 右がEPIチタンクッカー。
大きさもちょうど一回り違います。重量が約2倍差というのが、ウルトラライトクッカーがいかに軽いかという事。
この両者をスタッキングしてみると見事にピッタリ。
同時に使用する機会はまず無いと思いますが、一応コンビネーションもできるという事で。
これは去年買ったエバニューチタンフライパン18セラミック。(重量約138g)
ステーキやソーセージを焼いたり、焼きそば、サラダパスタ茹でたり、ミニ鍋、ラーメンまでも作れて結構気に入っています。
(気づけばエバニューばっかだな。)
3種あるので人数や料理で使い分け。
ソロ山行やラーメンの時は間違いなくウルトラライトクッカー2。2人でも使えるし主役になりそうです。
というより、早く買っておけばよかった。
ラーメンは作らず、パンやフリーズドライ、コーヒーだけの場合ならsnowpeakのチタンマグ450mlやシェラカップだけで十分です。
大切な道具となりました。
持った瞬間のこの軽さ。たまりません。
スタッフサックはメッシュ素材。
キツくも無く入れやすいサイズです。
早速、陣馬山にて。
チタンなので熱伝導率が低く、スープを飲む時に口を当てても熱くありません。
[itemlink post_id=’5987′]